契約書の作成・チェック
取引のチャンスを逃す?
取引の迅速性も重要ですが…
取引をまとめるには、迅速性が要求されることも確かです。丁寧に契約書を作成していては、取引のチャンスを逃してしまうという考えもあるでしょう。
しかし、裁判では、取引の合意そのものがあったのか、という点で争いになっているケースがよくあります。担当者間の合意だけで先走ってしまったものの、後になって、相手からそんな取引は知らないと言われ、対価の支払が受けられず、大きな損害を被ってしまうというパターンです。
裁判にはコスト、時間、労力がかかります。結果として主張が認められたとしても、損失はかなりのものとなります。
契約書で回避できるトラブルがあります
上記のような事態は避けたいですよね。契約書をきちんと作成しておけば、避けられる可能性が高まります。担当者間の合意だけで動くというのは、後々のトラブルを招く非常にリスクの高い行為ですから、注意が必要です。